はじめに、新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま並びに関係者の方々に心よりお見舞い申し上げます。

当社は、政府や各自治体の方針に沿った事業運営を行い、社内外への感染被害防止とお客様及び従業員の安全確保を考慮した対策を順次実施し、「感謝と奉仕」の理念のもと、「医療の提供・国民生活及び国民経済の安定に寄与する業務を継続的に実施する努力義務が課せられる事業者」であることから、会社および社員の一人ひとりがこれを理解し行動するよう努めてまいります。

== 新型コロナウイルス感染症に対する予防対策について ==  2020年9月策定
厚労省および国立感染症研究所他の資料を参考とした[感染拡大防止対策マニュアル]を策定し、地域別の感染フェーズに応じた対策を講じ、全社一丸となり対応を行っております。(以下抜粋)

  • マスク着用と咳エチケットを励行、体温測定、手洗い
  • 携帯用アルコール消毒液を全社員に配布
  • 発生段階と感染フェーズによる地域別感染拡大防止対応策
  • 公共交通機関の利用制限、テレワーク・在宅勤務を実施
  • 出張および大規模な会議、移動を伴う会議の自粛し、必要に応じWeb会議を実施
  • 就業前の体温測定の義務化と「対応マニュアル」の順守
  • 3密を避け、不要不急の外出を控えるなど、一人ひとりの行動自粛
  • 全拠点にアルコール消毒液を設置し、来場者への案内掲示と情報収集及び地域との連携
  • 環境衛生と感染予防具を配備し、除菌清掃の実施とゴミ・廃棄物の対策

〇医療機関へ流通を止めないための体制 [BCP]

  1. 業務を、縮小・中止または延長する業務の選定
    事態の進展に合わせて選定し、配送するための体制に集約します。
  2. 必要な要員の確保
    • 社内業務と直行直帰・在宅勤務を組合せる複数班交替勤務を実施し、複数感染を避ける体制を整えます。
    • クロストレーニングの実施
      一人の従業員がいくつかの業務をこなせるようクロストレーニングを実施することで、感染等の事例が発生した場合でも、代わりの要員が手配できます。

〇医療物資の確保
今後の感染拡大と物資不足を予測することは大変困難ですが、感染拡大防止に必要な物資の製造情報や流通情報を全社で共有し、医療物資の確保に努めてまいります。

※お客様へのお願い
パンデミックによる影響で、急激に需要が拡大し、品薄となる状態が発生しています。
これにより、製品および価格の変更をお願いする場合がございます。ご理解のほど、お願い申し上げます。

〇新型コロナウイルスが付着している可能性のある物品を医療機関より持ち出す際の対策
1.貸与装置・保守請負装置
医療機関より装置貸与の依頼または保守依頼を受けた場合、対応の説明をし、確認を行います。
静置期間と場所については取扱説明書に記載がない場合もありますので、注意を願います。

事前に
・[使用後の消毒清掃徹底]のご協力のお願い
・[保守依頼時確認書]または[貸与確認書]のご理解と署名

装置引き上げに関して
・[貸与装置返却確認書]のご理解と署名

※静置期間について
各メーカーが定める「静置期間を満たした場合に移動が可能」となることをご理解ください。

清掃と消毒
・取扱説明書または案内に記載された「清掃と消毒」方法に沿った対応を行います。

2.配送用資材
(オリコン、NFボックストレー、メッシュケースなど)
感染症対応エリア等で使用する場合は、あらかじめトレーから材料だけを取り出し、持ち込むなどの協力をお願い致します。

3.廃棄物(段ボールなど)等
新型コロナウイルスが付着している可能性が低い廃棄物であっても、感染拡大リスクが残る場合には『持帰らず医療機関と対応を協議』します。

4.ウイルスが付着している可能性がある物品の収集運搬の際の対策
基本的に感染の可能性がある物品を取り扱うことはありませんが、不測の事態に備えて準備を行っております。

〇社員に感染者もしくは濃厚接触者等が発生した場合
1.本人の対応
[対応マニュアル]に記載されている対応を行います。

2.部署内の除菌清掃
保健所の指示に従い、感染者および濃厚接触者の行動調査から、手指等の接触場所を洗い出し、清掃・消毒を行います。

3.情報開示
濃厚接触者となる可能性のある方へ、注意喚起および感染拡大防止の観点から、速やかに従業員が感染者となった事実を社内外に開示します。特に、医療機関などで濃厚接触者が想定される場合には、直ちにその旨を伝えて、今後の対応を協議します。

4.運営再開
業務継続・休止業務の分類とその運営方法・時期の決定については、保健所等の指導を受け、決定します。

5.本人の業務復帰
職場復帰の時期等は、医師および保健所の指示に従うとともに「新型コロナウイルス感染症対応マニュアル」の通りとします。

== 新型コロナウイルス感染症 対応について ==  2020年10月更新

厚労省および日本産業衛生学会による「発熱や風邪症状を認める者の職場復帰の目安」他を参考とした
[対応マニュアル]を策定し、全社運用を行っております。(以下抜粋)

[社員本人の場合]の対応

感染疑いの段階

・発熱や咳など比較的軽い風邪の症状の場合でも、出勤停止となり、医療機関を受診します。

・症状が改善し、医療機関より出勤が可能であると判断された場合、在宅にて3日間程度の健康観察を行った後に、就業制限解除となります。

・発症2日間前に遡り、行動歴などを書きとめます。

感染が確定した場合

《本人》

・医療機関および保健所の指示に従うとともに、会社に連絡を行います。

・接触確認アプリに「陽性情報の登録」を行います。

《他の社員等への対応》

・保健所の指示に従い、濃厚接触者および行動範囲を把握した上で、消毒等の対応を行います。

・個人情報に留意し、関係する社員および社外に情報を開示します。

感染後の職場復帰の目安
・主治医もしくは保健所の判断により療養が終わり、就業制限が解除された後、さらに在宅にて1週間程度の健康観察を行った後に、就業制限解除となります。

濃厚接触者となった場合
・保健所等より濃厚接触者とされた場合、無症状の場合であっても14日間の自宅待機とします。

接触確認アプリで[陽性者と接触]通知があった場合
・無症状であってもPCR検査を実施し、結果が判明するまで、自宅待機となります。
・検査結果が「陰性」の場合、就業可能となります。

[同居家族等の場合]
濃厚接触者になった場合
・判明した日から14日間の自宅待機とします。

感染を疑わせる症状が出た場合
・自宅待機となります。
・自身も健康観察を行い、感染予防処置を徹底します。
・同居家族等の症状が改善し、新型コロナウイルス感染の疑いがないと判断されるまで、自宅待機を継続します。